【真·辣眼睛】深みある日本のタマネギ文化
yáng
洋
cōng
葱
タマネギ好きの日本人
記載によると、タマネギが日本で大量に栽培され始めたのは18世紀だ。日本人にとって、タマネギは、安くてボリュームがあり、生で食べるのに適した野菜だ。生で食べる場合、刺身のように、醤油などのタレを付けたり、そのまま食べたりする。日本では、オニオンスープも非常に一般的な料理で、一品目の料理としてそれを出す飲食店も多い。
日本の一部の地域の人だけがタマネギが好きなのではない。北海道から九州に至るまで、日本列島全ての地域の人がタマネギを好んで食べている。
衝撃のタマネギ早食い大会も
日本の一部の地域では、タマネギ関連のイベントが注目を集めている。例えば、兵庫県淡路市ではタマネギの早食い大会を開催している。
早食い大会には、日本各地から来た男女が参加し、約210グラムの生のタマネギを誰が一番早く食べるか競い合う。ある大会では、最も速い人が、30秒足らずで一気に完食し、会場ではどよめきが起こった。
切っても涙の出ない新しい品種
タマネギを切ると、目が痛くなって涙が出るというのが悩みの一つだ。そこで、ハウス食品グループは、世界初の「涙の出ないタマネギ」を開発した。涙が出ないだけで、本来の食感や栄養はそのままだ。
商品名は「スマイルボール」で、ハウス食品は15年に、インターネットと東京都内で6トンを販売した。価格は1玉200円前後。普通のタマネギの約2倍であるものの、発売と同時に売り切れるほどの人気だった。
「タマ泣き美人コンテスト」も
ミスワールドや、スタイル、IQを競う大会ならよく聞くだろう。では、泣き顔を競う大会は聞いたことがあるだろうか?淡路島では昨年、「タマ泣き美人コンテスト」が開催された。夕日や波、風など、淡路島の美しい景色をバックに、タマネギを切りながら涙を流す姿の美しさを競う。
同コンテストのユニークなところは、女性以外に、女装した男性も参加できる点で、女性と一緒に、涙を美しく流す顔を競い合うことができる。
健康効果高いタマネギの皮茶
タマネギの皮を使ったお茶は、日本で健康効果の高いお茶として知られている。血液をサラサラにし、血管を保護してくれるなどの効能があるため、体にとてもいい。ただ、タマネギの皮は量が少なく、大量生産には向かず比較的高価で、健康効果・効能が際立っているため、中流階級や富裕層に人気の商品となっている。
日本文化はタマネギのよう
世界中で、日本車や日本のアニメ、日本製の電子製品などを目にすることができる。それは、日本のテクノロジーや文化の力を反映している。そんな日本文化は「タマネギ」のようだとする声もある。タマネギのような文化が、強大な日本を誕生させたというのだ。タマネギの外観は、円形で何の変哲もないが、剥いてみると1枚1枚が新鮮で、色や形も異なっており、1枚剥くとさらに1枚剥きたくなる。つまり、日本文化はじっくり味わう必要があり、そうしていくうちに、その独特の深みを感じることができるということだ。
おススメ
【Life Style】若者の「孤独」を埋める新サービス 今話題の「おっさんレンタル」
モバイル決済やシェア自転車が日本でなかなか広まらない理由は?
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件,转载请标注出处。